← トップへ2026.10.05 MON
日本生まれのAI「LLM-jp-4.1」が公開
国立情報学研究所が、日本語に強いオープンなAI「LLM-jp-4.1」を公開しました。何がよくなったのか、会社でどう考えればいいのかを、ビットとマウが話します。
かんたんまとめ
- 国立情報学研究所(NII)が、日本語に強いAI「LLM-jp-4.1」シリーズを公開した
- 数学や理科の力を高め、ほかのプログラムを呼び出す「ツール呼び出し」にも対応した
- だれでも使えるオープンなライセンス(Apache 2.0)で公開されている
マウ
AIって海外の会社のものばかりだと思ってた。日本でも作ってるの?
ビット
作ってるよ!国立情報学研究所(NII)の研究センターが、日本語に強くて、中身を公開したAI「LLM-jp」シリーズを開発しているんだ。
4月に出した「LLM-jp-4」を、さらにかしこく育て直したのが「4.1」だよ。
2026年4月
LLM-jp-4新しい世代を公開2026年8月
LLM-jp-4 33B大きいモデルを追加今回
LLM-jp-4.1仕上げの学習を見直して、3つの大きさで公開マウ
4.1になって、何がよくなったの?
ビット
大きく3つあるよ。いちばんは、数学や理科の問題に強くなったこと。ほかのプログラムと組んで仕事ができるようにもなったんだ。
数学・理科の学習データを増やし、前の版より数学や理科、指示どおりに答える力が上がった
ツール呼び出しに対応。ほかのプログラムやサービスを呼び出して、一緒に作業を進められる
答えが簡潔に。ただし数学や理科の説明は、必要なところをていねいに残した
マウ
「オープン」って、どういうこと?
ビット
AIのモデルそのものをだれでも手に入れられるように公開している、ということ。ライセンスの条件を守れば、会社が自分のコンピューターで動かしたり、改良したりできるんだ。
33B
いちばん大きい全体を使って動く、ふつうの作り32B-A3B
分担して動く作り全体のうち一部だけを動かすので、軽く動かせる8B
いちばん小さい少ない計算の力でも動かしやすい今回のポイント
- オープンなAIは、社内のコンピューターだけで動かすという選択肢になりうる
- 使ってみたいときは、ライセンスや情報の扱いを情報システムの担当に確認する
- 性能は使い道によってちがうので、自分の仕事で試して確かめる
マウ
日本で生まれたAIも、どんどん育っているんだね。
ビット
そうなんだ!今日のひとことは「国産AIという選択肢を知っておく」だよ。
- オープンなAI
- AIのモデルが公開されていて、条件を守ればだれでも使ったり改良したりできるAI
- ツール呼び出し
- AIが、計算や検索などをするほかのプログラムを呼び出して使う仕組み
- B(ビー)
- AIの大きさを表す単位。33Bはおよそ330億個の数値(パラメータ)でできている
- Apache 2.0
- 商用でも使える、よく使われるオープンソースのライセンスの1つ
参考記事:国立情報学研究所 ↗LLM-jp ブログ ↗PC Watch ↗カレントアウェアネス ↗
もっと知りたい日本のAIのルール・ガイドライン
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