← 解説の一覧へ更新:2026.10.05 MON
AIの答えの確かめ方
AIの答えを全部調べ直す必要はありません。大事なところに印をつけて元の資料までたどる、4つのステップをやさしく解説します。
かんたんまとめ
- AIの答えは、数字・日付・名前・引用・URLから先に確かめる
- 確かめる先は、公式の発表や元の資料(一次情報)。ほかのまとめ記事やAIの言いかえではない
- 「印をつける→元をたどる→くらべる→日付を見る」の4ステップで、短い時間でも確かめられる
マウ
AIの答えは確かめようって言われるけど、ぜんぶ調べ直してたら時間がなくなっちゃうよ。
ビット
ぜんぶじゃなくていいんだ。まちがえていたら困るところだけに印をつけて、そこを元の資料で確かめる。それだけで、ぐっと安心できるよ。
- ステップ1 印をつける数字・日付・人や会社の名前・法律・引用・URLに印をつける
- ステップ2 元をたどる公式サイトや元の資料(一次情報)を、自分で検索して開く
- ステップ3 くらべる本当にそう書いてあるか、数字や名前が合っているかを見くらべる
- ステップ4 日付を見る情報が古くないか、もっと新しい発表がないかを確かめる
マウ
「元の資料」って、検索して最初に出てきたページでいいの?
ビット
そこが大事なところ。まとめ記事やSNSの投稿は、だれかが言いかえたものなんだ。できるだけ、発表した本人や役所、会社の公式のページまでたどろう。
確かめる先にしやすい役所や会社の公式の発表、法律の原文、論文、統計の元データ
手がかりにする新聞やニュースサイトの記事。どこが発表したかを見て、元をたどる
それだけで決めない出どころの分からないSNSの投稿、まとめサイト、別のAIの答え
マウ
AIが「出典」としてURLを出してくれたら、それで十分?
ビット
出典があるのは助かるけど、開いてみたら別のことが書いてあった、ということもあるんだ。リンクは自分で開いて、その文が本当にあるかまで確かめてね。知らないサイトのリンクは、開く前にアドレスが公式のものかも見よう。
今回のポイント
- 社外に出す資料は、確かめた出典をメモしておく。あとで聞かれたときに答えられる
- AIに「元の資料をもとに答えて」と資料を渡して頼むと、確かめる手間が減る(頼み方のコツ)
- 確かめられなかったことは、「未確認」と分かるように書くか、使わない
マウ
大事なところだけ、元までたどればいいんだね。
ビット
そのとおり!ひとことでいうと「大事なところに印をつけて、元までたどる」だよ。AIがまちがえる理由はハルシネーションの解説を見てね。
- 一次情報
- 発表した本人や組織が出した、元の情報。公式の発表、法律の原文、調査の元データなど
- 二次情報
- 一次情報を、ほかの人がまとめたり言いかえたりした情報。ニュース記事やまとめサイトなど
- ファクトチェック
- 書かれていることが事実かどうかを、元の資料などで確かめること
参考:フェイクニュース特集(総務省) ↗ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ) ↗テキスト生成AIの導入・運用ガイドライン(IPA) ↗