← 解説の一覧へ更新:2026.10.05 MON
プロンプトの書き方の基本
AIへの頼み方しだいで、答えは大きく変わります。「目的・背景・材料・形式」の4つを入れる型と、うまく頼むコツをやさしく解説します。
かんたんまとめ
- プロンプトは、AIへの頼みごとの文章。書き方しだいで答えの質が大きく変わる
- 「目的」「背景」「材料」「形式」の4つを入れると、ほしい答えに近づく
- 一度で完ぺきを目指さず、やりとりしながら直していくのがコツ
マウ
AIに「あいさつ文を書いて」って頼んだら、なんだかピンとこない文章が出てきたよ。
ビット
AIは、書かれていないことは想像でうめるんだ。だれに向けて、何のための文章なのかを伝えないと、ありきたりな答えになりやすいんだよ。
ざっくり頼む
あいさつ文を書いて。
だれ向けか、どんな場面か分からないので、ありきたりな文章になりやすい
4つを入れて頼む
目的新しい取引先へのあいさつメールを書いて。
背景来月から担当になる。相手とは初めてのやりとり。
材料会社名は〇〇、自分の名前は△△。
形式ていねいな言葉で、200字くらい。件名もつけて。
場面がはっきりするので、そのまま使える文章に近づく
マウ
4つの札って、それぞれどんなことを書けばいいの?
ビット
新しく入った人に仕事を頼むときと同じだよ。何をしてほしいか、なぜか、手がかり、仕上がりの形を伝えるんだ。
目的:何をしてほしいか
「要約して」「3つ案を出して」など、してほしいことをはっきり
「要約して」「3つ案を出して」など、してほしいことをはっきり
背景:だれ向け・何のためか
読む人、使う場面、気をつけてほしいこと
読む人、使う場面、気をつけてほしいこと
材料:もとにする情報
資料や数字をいっしょに渡す。「この資料をもとに」と書く
資料や数字をいっしょに渡す。「この資料をもとに」と書く
形式:仕上がりの形
箇条書き、表、文字数、ていねいさ。お手本の例を見せるのも効く
箇条書き、表、文字数、ていねいさ。お手本の例を見せるのも効く
マウ
毎回こんなにきちんと書くのは、ちょっと大変かも…。
ビット
大丈夫!最初は短くてもいいんだ。答えを見て「もっと短く」「やわらかい言い方で」と直していけばいい。ほかにも、ちょっとしたコツがあるよ。
やりとりで直す一度で決めようとせず、答えを見て注文を足す
分からないと言わせる「分からなければ、分からないと答えて」と添える
大きな仕事は分ける「まず目次」「次に1章」のように、段階に分けて頼む
うまくいった頼み方をためるよく使う頼み方はメモしておき、次からはり付けて使う
今回のポイント
- 材料として渡す資料に、入れてはいけない情報がまざっていないか確かめる(くわしく)
- 頼み方を工夫しても、答えのまちがいはゼロにならない。大事な事実は確かめる
- チームでよく使う頼み方は、みんなで共有すると仕事が早くなる
マウ
人にお願いするときと同じように、ていねいに伝えればいいんだね。
ビット
そのとおり!ひとことでいうと「目的・背景・材料・形式を伝えて、やりとりで仕上げる」だよ。
- プロンプト
- AIに出す指示や質問の文章。何をしてほしいかを具体的に書くほど、ほしい答えに近づく
- プロンプトエンジニアリング
- AIから望む答えを引き出すために、頼み方を工夫すること
- フューショット
- 頼むときに、お手本の例をいくつか見せる方法。形式をそろえたいときに効く
参考:OpenAI(プロンプトの工夫) ↗Anthropic(プロンプトの工夫) ↗Google(プロンプトの工夫) ↗