← 解説の一覧へ更新:2026.10.05 MON
AIを使った詐欺・ディープフェイクの見分け方
家族の声をまねた電話、有名人のにせ投資広告…。AIを悪用した詐欺の手口と、だまされないための「止まる・切る・確かめる」をやさしく解説します。
かんたんまとめ
- AIを使うと、本物そっくりの声・顔・動画を作れてしまう。これを悪用した詐欺がある
- 見た目や声だけでは見分けがむずかしくなっている。だから「見破る」より「確かめる」が大事
- お金や個人情報の話が出たら、いったん切って、自分から確かめる
マウ
「ディープフェイク」って、ニュースでよく聞くけど、どういうもの?
ビット
AIで作った本物そっくりのにせの動画・画像・声のことだよ。短い録音から声をまねできるサービスもあって、それを悪用した詐欺が問題になっているんだ。
声のなりすまし
家族や上司の声をまねて「急いでお金を送って」と電話する
家族や上司の声をまねて「急いでお金を送って」と電話する
有名人のにせ広告
有名人が投資をすすめるにせの動画や広告で、お金をだましとる
有名人が投資をすすめるにせの動画や広告で、お金をだましとる
自然なにせメール
AIで書いた不自然さのない文章で、にせのサイトにさそう
AIで書いた不自然さのない文章で、にせのサイトにさそう
にせのプロフィール
AIで作った顔写真で、SNSで知り合いになりすます
AIで作った顔写真で、SNSで知り合いになりすます
マウ
よく見れば、どこか変なところがあるんじゃない?
ビット
前は口の動きや手の指がおかしいことが多かったけど、どんどん自然になっているんだ。だから「変なところを探す」だけに頼らず、話の中身と、確かめ方に注目しよう。
① 止まる
急がされたら疑う
② 切る
いったん会話を終える
③ 確かめる
自分から連絡し直す
あやしいサイン急がせる、だれにも言うなと言う、お金・カード・パスワードの話が出る
家族で合言葉本人しか知らない合言葉を決めておくと、声のなりすましに強い
出どころを見る動画や広告は、本人や会社の公式の発表があるかを確かめる
マウ
会社でも気をつけることはある?
ビット
あるよ。社長や取引先になりすまして「至急この口座に振りこんで」と頼む手口があるんだ。ビデオ会議の顔や声でも、お金の話は決められた手続きと、別の連絡手段での確認を通すのが鉄則だよ。
今回のポイント
- お金を動かす話は、電話やビデオ会議だけで決めず、別の連絡手段でも確かめる
- SNSの有名人の投資話は、公式の発表があるかをまず確かめる
- 困ったら、警察の相談窓口「#9110」や、消費者ホットライン「188」に相談する
マウ
見破れなくても、確かめれば防げるんだね。
ビット
そのとおり!ひとことでいうと「急かされたら、止まって、切って、確かめる」だよ。AIが教えたにせのリンクの話はこちらの記事も見てね。
- ディープフェイク
- AIで作った、本物そっくりのにせの動画・画像・声。ディープラーニングの「ディープ」と、にせものの「フェイク」から
- なりすまし
- 他人のふりをして、相手をだますこと
- フィッシング
- にせのメールやサイトで、パスワードやカード番号を盗もうとする手口
参考:フェイクニュース特集(総務省) ↗国民生活センター ↗