← 解説の一覧へ更新:2026.10.05 MON
トークンとは?AIの料金と記憶のものさし
「100万トークンあたり」の料金、一度に読める量の上限…。AIが文章を区切って読む「トークン」のしくみと、上手な付き合い方をやさしく解説します。
かんたんまとめ
- トークンは、AIが文章を読んだり書いたりするときの小さな区切り
- AIの料金や、一度に読める量・書ける量の上限は、トークンの数で決まる
- 日本語は、同じ内容でも英語よりトークンが多くなりやすい
マウ
AIの料金のニュースで「100万トークンあたり」って出てきたんだけど、トークンってなに?
ビット
AIは文章を、そのまま1文字ずつ読むわけじゃないんだ。ことばのかけらに区切ってから読んでいて、そのかけらを「トークン」と呼ぶんだよ。
今日はいい天気ですね。
The weather is nice today.
どこで区切るかはAIによってちがう。英語はおよそ1単語、日本語は1〜数文字が1トークンになることが多い
マウ
区切り方なんて、使う人には関係なさそうだけど…?
ビット
それが関係あるんだ。トークンは、AIの世界の「ものさし」みたいなもので、料金や上限がこの数で決まるんだよ。
料金開発者向けの料金は、読ませた量(入力)と書かせた量(出力)のトークン数で決まる。出力のほうが高いことが多い
一度に読める量AIが一度に覚えておける量にも上限がある。コンテキストウィンドウと呼ばれる
一度に書ける量1回の答えの長さにも上限がある。長い文章が途中で切れることも
使える回数月ぎめのチャットAIでも、使いすぎると一時的に制限がかかることがある
マウ
「一度に覚えておける量」を超えたら、どうなるの?
ビット
会話がとても長くなると、はじめのほうの話を忘れたり、まちがえやすくなったりするんだ。だから、話題が変わったら新しい会話を始めるのがコツだよ。
たとえると
トークンはタクシーのメーター。走った距離(読み書きした量)が長いほど、料金が上がっていく
今回のポイント
- 長い資料は、まるごとではなく必要な部分だけをAIに渡す
- 会話が長くなったら、要点をまとめて新しい会話に切りかえる
- AIを組みこんだ仕組みを作るときは、入力と出力のトークン数から料金の見こみを立てる
マウ
トークンは、AIの料金と記憶の「ものさし」なんだね。
ビット
そのとおり!ひとことでいうと「AIは、トークンで読んで、トークンで払う」だよ。料金が大きく下がったニュースはこちらの記事も見てね。
- トークン
- AIが文章を読んだり書いたりするときの、小さな区切り。料金や上限の計算に使われる
- コンテキストウィンドウ
- AIが一度に読んで覚えておける量の上限。トークンの数で表す
- 入力と出力
- AIに読ませる文章が入力、AIが書く答えが出力。料金はそれぞれ別に決まっていることが多い
参考:Google(トークンについて) ↗Anthropic(トークンの数え方) ↗